チャリティニュース

  • 2017-11-29

    一般財団法人東京マラソン財団スポーツレガシー事業

    『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』第2回、台東区立金竜小学校で開催

「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル@台東区立金竜小学校」
東京マラソン2018チャリティ スポーツレガシー事業アンバサダーの中村優です。東京マラソン2017では初めてボランティアを体験し、来年はスポーツレガシー事業のチャリティランナーとして初めて東京マラソンを走ります!
中村優を通じてスポーツレガシー事業に寄付してくださった方もいますし、私自身も少しばかりですが寄付をさせていただきました。沢山の人の、様々な思いで集まった寄付金がどのような活動に活かされているのか、この目で確かめたい!ということで、今回私は、スポーツレガシー事業の寄付金事業の一つ、「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル」の取り組みを見学させていただきました。

キッズアスレティックスとは、国際陸上競技連盟(IAAF)が全世界のこども向けに開発した、「走る」「跳ぶ」「投げる」の三要素を基本とした運動プログラムです。子どもたちのスポーツ基礎力を高めるとともに、陸上競技への関心が高まるようにと2016年度に始まった「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル」は、東京マラソン コース沿道の都内の小学校を中心に開催されています。

今回、見学させていただいたのは、2017年度2回目となる「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル」。かっぱ橋道具街のすぐ近く、台東区立金竜小学校にて11月1日に開催されました。金竜小学校は、今年で創立105周年を迎えた歴史ある小学校です。雲一つない青空の下、走りがいのある立派なトラックのある校庭で、61名の4年生が元気に身体を動かしました。

今回のコーチの皆さんと写真を撮っていただきました。左から3番目が私。

左から
・大森盛一さん(バルセロナ五輪リレー代表、アトランタ五輪400m代表)
・田代章さん(国際陸連公認コーチ)
・大島めぐみさん(シドニー五輪5000m代表、アテネ五輪10000m代表)
・小林敬和さん(キッズアスレティックス・ジャパン代表理事 中央学院大学法学部スポーツシステムコース教授)
・堀籠佳宏さん(世界陸上競技選手権代表、北京五輪リレー代表)
・徳田由美子さん(800m元日本記録保持者、世界陸上競技選手権代表)

世界レベルのアスリートの皆さんにコーチしてもらえるなんて貴重な経験!
まずは田代さんから「走る・跳ぶ・投げる、スポーツにおける世界共通の基本動作を楽しくやっていきましょう!」と説明。静かに話を聞く子どもたち。


走:堀籠コーチ、跳:徳田コーチ、投:大森コーチからそれぞれご挨拶。皆さん共通しておっしゃるのは、楽しくやってください!ということ。まずは楽しいことが大前提なのですね。


準備体操でしっかりと体をほぐした後は、からだジャンケンで大島コーチと勝負!
グーっとかかんで小さくなったり、手足を前後に開いたり、両手足を大の字に広げたり、体をめいっぱい使ってジャンケン。体も心も解きほぐれてきたのか、緊張が抜け、とても盛り上がっていました。最後に勝ち残った子に拍手~!

からだジャンケンのあとは、大島コーチが先導してランニングをしました。トラック1週目はゆっくり。コーチを追い抜かないように!と大島コーチに言われたのに対し、「思い切り走りたい~!」という声も聞こえました。みんな走るのが好きなんだね!

2周目はペースを上げて走ります。ウォーミングアップを終え、子どもたちはどんどん賑やかに!身体を動かすと気持ちも開いてきますよね。疲れて座り込む子に対し、「頑張ろう!」と自主的に励まし合う姿も印象的でした。

しっかり身体が温まったら、その後は3グループに分かれて「走る」「跳ぶ」「投げる」をそれぞれローテーションで体験。

「走る」:堀籠コーチ
まずはその場でゆっくり足踏みすることからスタート。徐々に動きを速くしていきます。
つづいて、等間隔におかれたラダーの間を2歩ずつ素早く走るラダートレーニング。2歩ずつのはずが1歩ずつになる子、走るリズムが崩れる子もいて、少し難易度があがったようです。「速く動くと姿勢が前かがみになりがちなので、姿勢に気を付けよう!」と堀籠コーチのアドバイスがありました。

 

最後はミドリチームVSキミドリチームのリレー対決。
リングのバトンをつないで走ります。「下ばっかり見ないで、前を見て!」「インコース!インコース!」と応援しあう声で、どちらのチームもとても盛り上がっていました!

「跳ぶ」:徳田コーチ
まずは大きな声で挨拶。コーチからのもっと元気に!との声に、とても大きな声で挨拶する子どもたち。スポーツをやる上でも、大きな声でのコミュニケーションは大事ですよね。

まず、足元に置かれた輪っかの中に立ち、前後にリズミカルにジャンプ。次に左右に。そして前後左右にジャンプ。「姿勢ぐにゃぐにゃだよ!背筋まっすぐに!」と徳田コーチ。「肩の力抜いてリラックス!」というアドバイスも。姿勢よく、でも力まず!が大事なのですね。
 

最後は、15秒間で何回跳べるか?!という競争をして、15秒で最高53回跳べた子が2人もいました!

「投げる」:大森コーチ
普通のボールではなく、ヴォーテックスという羽のついた楕円形のボールを使います。
 
ボール本体にある溝に指を引っかけるようにして持つと、しっかりと掴めてボールが良く飛ぶそうです。投げるときに大事なのは体重移動!ということで、まずは投げるフリだけで体重移動の感覚を掴んでいきます。


そのままの流れで実際に投げてみると、「ヒュー!」と音を立ててたくさんのヴォーテックスが飛びました。上手に速く投げられると音が鳴ります。「花火みたい!」と喜ぶ子もいて、歓声がわきました。遠くに投げるためには、投げる方向をしっかり見ること、頭の横ではなく頭の上高くで投げることが大事だそうです。

最後には数字が書かれた大きな幕にヴォーテックスを当てて点数を競うゲームをしました。
 

「走る」「跳ぶ」「投げる」の3つの基本動作を、コーチの指導のもと、楽しみながら体験した子どもたち。大島コーチの「楽しかった人~?」という問いかけに対して「ハーイ!」と、元気よく大きな声が返ってきました。

参加した61名の子どもたちには、金メダルが描かれたキッズアスレティックスの参加証が配られ、皆嬉しそうでした。
 

最後の最後に、ひとつ競技が残っていました。それは片づけ!
チーム分けに使ったビブスを1番速く、そして綺麗にまとめたチームの勝ち!

チームで協力して声を掛け合って、片付けも最後まで楽しんで取り組んでいました。

「今出来ないことも、先生の言うことを聞いて少しずつ直していけば成長する!」
と最後に大島コーチが言いましたが、それは子どもだけの話じゃないですよね。私が走るのを好きになったのは20歳過ぎてから。始めは長く走れなかったのに、そこから少しずつ成長してきました。

堀籠コーチは、今回参加してくれた金竜小学校の子どもたちに対して、「負けず嫌いな子が多く、競争を楽しんでいる様子だった。一生懸命さ、前向きさの表れなので,とても良いことです。」とおっしゃっていました。勝ち負けがすべてではないですが、1番になる喜び、1番になれなかった悔しさ、そして自分の記録を超えられた喜び、超えられなかった悔しさは、人を大きく成長させてくれるものだと思います。

「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル」は、スポーツレガシー事業の数ある活動のうちの一つですが、今回初めて見学させていただき、子どもたちが純粋に競技を楽しむ姿を見て、この中から将来東京マラソンに参加する子が出たり、アスリートを目指す子が出たり、いろんな可能性につながるのだろうなととてもワクワクしました!

これからの活動も楽しみですね!今後もスポーツレガシー事業をどうぞ今後ともよろしくお願いいたします!!

主催:一般社団法人キッズアスレティックス・ジャパン
(ホームページ:https://www.kidsathletics-japan.org/

  

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