こどもたちのために、日本を変える。認定NPO法人フローレンスです

2024-11-04 フローレンス


こんにちは。

認定NPO法人フローレンスです。



フローレンスは、社会でこどもを育むことを2004年の設立時から理念とし、親子をとりまく社会課題を解決する多様な事業を全国で展開する傍ら、政策提言で制度やしくみを変え、すべてのこどもたちが希望を持って生きられる社会の実現を目指して活動しています。



2005年に開始した日本初の訪問型・共済型の病児保育事業では、重大事故を起こすことなく、13万件のお預かりを達成しています。また、2008年からは「寄付によるひとり親支援プラン」をスタートし、病児保育を通してひとり親家庭が安心して働ける環境を提供し、就労、そして家計の安定を支援しています。



待機児童問題が深刻化していた2010年には、認可保育施設の「定員20人以上」という規定を取り払った、定員9人の「おうち保育園」をスタート。このモデルが「小規模認可保育所」として国の補助事業となり、全国に広まったことで待機児童解決に大きく貢献しました。


フローレンスは、2014年から障害児・医療的ケア児の支援の取り組みを開始。日本初の障害児保育園「ヘレン」、2015年に訪問保育の「アニー」、2019年に自宅に看護師が訪問する「医療的ケアシッター ナンシー」をスタートさせました。看護職との連携により、今までにのべ372名のこどもに保育・療育を届けています。



2016年、すでに深刻な社会問題となっていた赤ちゃんの遺棄・虐待をゼロにするために、性暴力やDV、貧困などを理由とした予期しない妊娠に悩む女性の相談支援と、女性(生みの親)がやむを得ない事情で委託を希望する場合はこどもを迎えたい育ての親につなぐ「特別養子縁組事業」を開始。事業開始からこれまでに4,504件の妊娠に悩む女性の相談にスタッフが直に対応したり、面談や同行支援をし、41組の新しい家族の誕生を支援しています。



フローレンスの多岐にわたる活動は、その多くが東京マラソンチャリティを始めとする寄付者の皆さんのご支援に支えられています。特に、東京マラソン2025チャリティランナーには、子育て家庭、特にひとり親の置かれている現状に胸を痛めてフローレンスを選んでくださった方が多くいらっしゃいました。



実際に寄せられたメッセージをいくつかご紹介します。



フローレンスの病児保育に共感

自分自身共働きでこどもの調子が悪いのに仕事が外せないことが過去にあり、こどもを預かって頂けるところを探すのに苦労しました。ひとり親では更に厳しい状況であると感じますし、より生活のサポートがある社会を一緒に作らせてください。


病児保育でひとり親を応援

病児保育室併設の小児科クリニックで勤務しており、ひとり親家庭の保護者の経済的な悩みを多職種連携で支援し、病児保育室を利用しやすいように送迎サービスにも取り組んでいます。もっと子育て支援を広げたいです。この取り組みがこどもと保護者の笑顔につながることを願っています。


海外ランナーからもひとり親家庭への温かいメッセージが届いています。

I am a mother of 2 children. I completely how hard it is both mentally and physically for single parents to take care of their kids on a regular basis. Everything costs so much these days that put so much stress on bringing up kids. I hope that my donation would help relieve some hardship for families who may not be financially fortunate as other families.

(2児の母です。ひとり親がこどもの面倒を見続けることが、精神的にも肉体的にもどれほど大変なことかよくわかります。最近はあらゆることにお金がかかり、子育てには大きなストレスがかかります。わたしの寄付が、経済的に厳しい家庭の苦労を少しでも和らげる一助になれば幸いです。)


最後に、フローレンスの「ひとり親支援」の動画をご紹介します。


今後も、フローレンスの活動とともに、チャリティランナーの皆さんの思いをご紹介してまいります。お読みいただきありがとうございました。