12月10日は世界人権デー/人権デーです

2024-12-10 東京マラソン財団

東京マラソン財団です。

今日は、世界人権デーにまつわるご紹介をします。

みなさん、“世界人権デー”についてご存じでしょうか?

世界人権デーとは、国際機関によって定められた記念日です。当日は、世界中で人権に関する記念イベントや集会などが行われています。

今回は、東京マラソン財団が行っている人権にまつわる取り組みの一部を紹介します。


ダイバーシティに関する取組み

東京マラソン2025では、誰でも自分らしくチャレンジできる大会となるよう「性別の選択肢にノンバイナリーの追加」や「DUO チーム参加の試行実施」を行います。これらの取組みをはじめとして東京マラソン2025を通してよりインクルーシブな社会の実現を目指して、障がい等のある方や LGBTQ+(性的マイノリティ)の方等に配慮しながらあたたかく優しい大会を目指したサステナビリティの取り組みを推進してまいります。


(1)ノンバイナリーの追加

性別の選択肢(男性・女性)に、ノンバイナリーを追加しました。社会全体が多様性を受け入れる環境づくりを進める中、AbbottWMM の他全大会ではすでに導入されており、多様化するランナーのニーズにこたえられるよう、今大会より一般ランナーエントリー時の性別カテゴリーにノンバイナリー項目を追加します。参加者名簿や記録は、「男性」「女性」「ノンバイナリー」それぞれ表示されます。

なお、これまで多様な性のあり方に対応した大会運営として、ノンバイナリーに関するアンケートの実施や誰でも更衣室及び誰でもトイレの設置(設置場所:スタート・10.7km フィニッシュ・フィニッシュエリア)をしている他、正しい知識や情報の普及・啓発として、ボランティアや大会運営関係者へのLGBTQ+に関する講習を行っており、今後も継続していまいります。


※ノンバイナリーとは

自身の性自認・性表現に「男性」「女性」といった枠組みに当てはまらない、または当てはめないという性のあり方だと捉えています。

多様な性のあり方に対応した運営及び正しい知識や情報の普及・啓発を「NPO法人プライドハウス東京」のアドバイスのもと運営ノウハウを構築しています。


※プライドハウス東京は、当財団とスポーツイベントにおけるダイバーシティの促進について協定を締結しています。(2019年)


―LGBTQ+講習会の様子―


―誰でも更衣室の設置―


―バリアフリー応援スポットの設置―


(2)DUOチーム参加の試行実施

脳性まひなど自力での走行が困難な方にもマラソンに挑戦できる機会の提供を目指し、一般の部にて、DUOの試行実施をします。スタート時間は車いす一般と同じ9:05を予定しています。


※DUOチームとは

DUOチームは、安全にカスタマイズされた DUO用車いす(バギー)に永続的な身体的障がいのため歩行不可能な人(ライダー)が乗ったバギーを押すランナー2人1一組のチームのことです。既にAbbottWMMの他大会では導入されています。



東京マラソンは、“世界一あたたかく優しい大会”として、人種や性別、年齢、障がいの有無も関係なく、多くの方が参加しやすい大会となるように、大会運営を進めてまいります。

今後も、〇〇デーにまつわる投稿をしていきます!

次回はどのような投稿になるか、予想しながらお待ちください!