脳科学者の茂木健一郎さんが国連 UNHCR 協会のチャリティ・アンバサダーとして出走します!
2025-01-27 国連UNHCR協会
いつも国連の難民支援活動にお力添えをいただき有難うございます。
国連UNHCR 協会です。
いよいよ東京マラソン2025まで2ヵ月を切り、ランナーの皆様には日々ランニングに励んでいることと思います。
本日は東京マラソン 2018 から継続して国連 UNHCR 協会のチャリティ・アンバサダーとして出走してくださっている
脳科学者の茂木健一郎さんから、チャリティランナーの皆様へ向けたメッセージをご紹介いたします。
(c) Itaru Hirama 2021
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チャリティランナーのみなさま、いよいよ東京マラソンが近づいてまいりました。それぞれ、準備をされていることと思います。
私も、みなさんとご一緒に走ります!
レース中、次の一歩、あと少しが苦しく感じることもあると思います。そんな時、私は思うのです。移動することは、人間の本能のようなもの。世界には、移動が思うに任せない方々、自らの意志に反して動かざるを得ない方々もいる。この東京で、たくさんの方々の善意と努力に支えられて、東京マラソンを走ることが、どんなに幸せなこと、恵まれたことかと。
もちろん、無理は禁物ですが、苦しさを乗り越えて、ゴールを目指していっしょにがんばってまいりましょう! 国連 UNHCR 協会 、 Japan for UNHCR のチャリティランナーとして、自分の脳、身体の限界に挑戦して、希望ある明日のためにがんばりましょう!
さあ、次の一歩を!
茂木健一郎(脳科学者)
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茂木健一郎さんのプロフィール
脳科学者。1962年10月20日、東京生まれ。ソニーコンピ
ュータサイエンス研究所上級研究員。東京大学大学院特任教授(共創研究室、 Collective Intelligence Research Laboratory ) 。東京大学大学院客員教授(広域科学専攻)。屋久島おおぞら高校校長。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了、理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現職。脳活動からの意識の起源の究明に取り組む。
2005年、『脳と仮想』(新潮社)で第 4 回小林秀雄賞を受賞 。 2009 年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で 第 12 回桑原武夫学芸賞を受賞。近著に『クオリアと人工意識』(講談社)。 IKIGAI に関する英語の著作が、世界35カ国、29以上の言語で翻訳出版される。 2022年4月には、二冊目の英語の著作 The Way of Nagomi (「和みの道」)が出版された。 IKIGAI のドイツ語版は、2024年、ドイツのノンフィクション部門で累計38週ベストセラー1位を記録し、社会現象となる。2025年7月、三冊目の英語の著作、 Stoicismをテーマにした本がイギリスの 出版社から刊行予定。
東京マラソン2025チャリティを通じてお寄せいただくご寄付は 「スポーツ×難民の若者」をテーマとして、難民の子ども・若者が安全で安心できる環境でスポーツや勉学に励めるよう、世界約135か国の難民支援の現場で、若年層へのスポーツ・教育支援を中心とした、UNHCR が最も必要とする支援分野に活用いたします。支援の具体的な成果として、難民の就学率の向上、スポーツのための設備を含む学習環境の改善、指導者の育成などを想定しています。
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