東京マラソン2025 マドレボニータのメインビジュアル&コピーご紹介
2025.02.21 マドレボニータ
こんにちは。マドレボニータ共同代表の山本裕子です。
2025年3月2日に開催される東京マラソン2025まで、あと1ヶ月を切り、ボランティアスタッフの皆さんと共に、準備を進めています。
そんな中、今回の大会に向けて、マドレボニータのメインビジュアルとコピーが決まりました。
写真のモデルは、東京マラソン2025でマドレボニータのチャリティーランナーとして走ってくださる、長谷知穂さん(以下、知穂さん)です。
知穂さんが産後ケア教室を受講されたのは、2008年と2012年。その後も、会員として応援してくださったり、産後セルフケアアドバイザーとしても活動し、つい先日1月にも「銭湯 de 産後ケア」というイベントを通じて、産後ケアの必要性を一緒になって発信してくださっています。
また、産後ケア教室卒業生が中心となって活動している「マドレゆるラン部」のメンバーでもあり、仲間の皆さんと切磋琢磨しながら全国各地のマラソン大会に出場したり、プライベートでは、視覚障害を持つランナーさんの伴走者としてボランティア活動に積極的に参加されているなど、とにかく走ることへの愛が止まらない知穂さん。
そんな知穂さんが走ることを通じて感じたあれこれを綴ったnote記事を、広報スタッフのみなさんにも共有したところ「ぜひ生でお話を聞いてみたい!!」という声が上がり、12月末、知穂さんにお話を聞かせていただきました。
左下が知穂さん
知穂さんが走り始めたのはもう25年も前のこと。
新卒で入社した会社で5年ほど働いた時、ハードワークで疲れ切った中、リセットをしようと留学を思い立ち、その準備を始めた頃から朝型に切り替えて近所をジョギングをしはじめたとのこと。留学先のカナダにも海や公園の周りを走っている人たちが多く、自然の流れで自分も走り始めたそうです。
そんな中、週末に参加してみたランニングクラブで、何もわからずいきなり16kmを走るグループに参加した時に、ふくよかで、とてもゆっくりなペースで走っていた女性がいたそう。
ランニング後、その彼女に "Are you O.K?"と話しかけてみると、全ては聞き取れなかったものの、"It's kind of a mind game."(これは自分自身のマインドゲームだ)と教えてくれたのが印象的だったといいます。知穂さんは「競争でもなく、自分で自分のペースをわかって走っていく姿がかっこいい!」と思ったそう。
そんな彼女との出会いから翌月には初めての10Kのレースに出たり、少しずつ走ることが楽しくなっていった知穗さんですが、これまで2度の出産や、アキレス腱と腓腹筋断裂の大怪我、そして更年期を迎えたこの数年、微塵も想像もしていなかった全身の様々な不調など、いくつもの壁とぶつかってきたといいます。
話を聞いているだけでも壮絶で、自分ならあっという間に諦めてしまうだろうな・・・と思った私は、知穂さんに「これまで一度も、走ることをやめようとは思ったことはなかったんですか?」と尋ねました。
すると、返ってきた答えは「今振り返ってみると、なかったなぁ・・・」という言葉でした。
そしてもう1つ印象的だったのが「走り続けていれば、また自己ベストを更新できるかもという希望の光を絶やさずにいたい」というメッセージでした。
そんな強くて、しなやかな知穂さんの思いを聞かせていただいた後、広報スタッフのみなさんと一緒に、今回の大会を通して、私たちが世の中に発信したいメッセージはどんなものだろう?と考えてきました。
たくさんのフレーズが出てきて、何度も何度も話し合ってきたのですが、その中で最終的に固まったのが冒頭のコピーと、こちらのメッセージです。
何度も何度も声に出して読んでみると、じんわり胸が熱くなってくるのを感じます。
そして、この写真に写っているゆるラン部の皆さんに写真使用のお願いをした際、たくさんの温かいエールをいただきました。
・私もマドレゆるラン部があったから、こうしてマドレとつながり続けられています。
・ちほさんのマラソンも、マドレのご活動も、応援しています
・ちほさん、応援っ!いいコピーだね!
そのやり取りの中でも、これまで知穂さんやゆるラン部の皆さんが築いてきた絆の強さを感じられることができました。
手前味噌ですが、力が湧き上がってくるような素敵なメッセージを、今回、産後ケア教室OGの皆さんと紡ぎ出せたことが、とても尊く、この上なく幸せなことだと感じています。
改めて、貴重な経験や思いを聞かせてくださった知穂さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の大会に出場するために、今必死に練習を重ねている母たちへのエールとして。
また、ランナーではなくても、次世代を担う子どもたちが健やかに育つため、そして自分のために毎日精一杯走ってる人たちへのエールとして。
私たちマドレボニータは、このメッセージを贈ります。
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▼東京マラソン2025公式ウェブサイト▼
https://www.marathon.tokyo/
マドレボニータは、東京マラソン財団チャリティRUN with HEARTの寄付先団体です。
▼東京マラソン財団チャリティRUN with HEART公式ウェブサイトhttps://www.runwithheart.jp/
#東京マラソン 2025 #RUNwithHEART
■マドレボニータ公式サイト
http://www.madrebonita.com