【レポート】LGBTQ+勉強会および大会運営サポートについて
2022.11.25
本大会では、LGBTQ+フレンドリーな大会運営を目指し、スポーツイベントにおけるダイバーシティ促進の協定を締結しているプライドハウス東京(運営:認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ)に、
スタート・フィニッシュ会場である国立競技場内に設置した誰でも更衣室の誘導や各種制作物への助言など、
LGBTQ+の観点で大会運営をサポートしていただきました。
実際の取り組みは以下の通りとなります。
■10月14日(金)開催「LGBTQ+勉強会」
本講習は、東京レガシーハーフマラソン2022参加ランナー及びボランティアを中心に一般の方に向けて開催され、プライドハウス東京レガシーの会場とオンラインとのハイブリット方式で約170名の方にご参加いただきました。
はじめに、プライドハウス東京理事の鈴木茂義さんより、LGBTQ+についての基礎知識についてのご自身の体験談も含めたお話をしていただきました。
後半では、スポーツにおける取り組みについて、プライドハウス東京ともに動くチームの折目真地さんより、スポーツにおける多様性のあり方や当事者の悩みなど具体例をもとにお話いただきました。
当日の内容は、アーカイブ配信中(前編・後編)です。ぜひご覧ください!
******参加者の声******
◎プロランナーの神野大地さんもオンラインで参加しました!
まだまだ知らない事も多いかと思うのですが、大変勉強になりました。色々な考え方が認められる世の中になっていったらいいなと思いますし、自分自身も行動で言葉で実践していけたらと思います。
◎参加されたVOLUNTAINER会員の方
職場でLGBTQ+の当事者が何人かいて、接することもあるので応募し参加しました。
少しでも接し方や知識を知っておきたいと思いました。
LGBTQ+や障がい者など色々な方がいるので、知識を持った人が多くなって欲しいと思います。東京近郊では「LGBTQ+」という言葉を耳にしますが、地方ではまだ浸透していないと思うので、もっと広まって欲しいと思います!
◎プライドハウス東京 松中権さん
誰もが安心して自分のままでいられる社会。自分であることに誇りをもてる社会。隣の誰かのことを大切にできる社会を目指して。ひとりひとりの小さな一歩が集まれば、必ず大きな変化が生まれると信じています。ぜひ、ごいっしょに。Be
the change you wish to see in the world.
■10月16日(日)大会当日
大会当日は、誰でも更衣室や誰でもトイレが設置されました。大会当日のサインはもちろん、参加ランナー向けの参加案内(P.10)のマップ内での表記について、プライドハウス東京の皆さんに助言をいただきました。
勉強会や大会当日の更衣室・制作物を通して、LGBTQ+への理解や考えるきっかけに、つながっていると嬉しいです。
また、LGBTQ+当事者を歓迎する声を大きくし、スポーツ環境を変えていけるよう、プライドハウス東京の皆さんと今後も一緒に取り組みたいと思います。